• 2021.01.13

    手づくり和菓子教室 中止のご案内

    令和3年1月30日(土)に予定しておりました「手づくり和菓子教室」ですが、新型コロナウイルスの感染症再拡大により東京都に緊急事態宣言が再発令されたため、誠に残念ながら開催を中止することに致しました。
    ご応募を頂きました皆様には誠に申し訳ございませんが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

  • 2020.12.28

    小中学校への「和菓子の出張授業」<12月実施校>

    東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
    12月には以下の3校で実施致しました。

    ◎江戸川区立下鎌田西小学校(12月1日実施)
    講師は、江東区・亀家朝道の山﨑朝治氏。
    体育館に6年生の皆さん80人が集まって、配布したテキストに沿って話す和菓子の歴史や文化について耳を傾け、製造実演では講師が手際よく餡を包み、ヘラなどの道具を使って手のひらの上で季節の花やサンタクロースを仕上げていく様子を映し出したスクリーンを真剣な表情で見つめていました。「質問はありますか」との講師の声に「お店はどこにありますか?」「何を作るのが一番難しいですか?」等々、次々と手を挙げて質問がありました。講師が持参した和菓子(煉切)と竹製のフォーク、ペットボトルの水、紙おしぼりを持って4~5人ずつの円座になり、笑顔で食べるお子さんたちの表情はとても嬉しいものでした。

    ◎北区立柳田小学校(12月7日実施)
    講師は、豊島区・池袋三原堂の齋藤貴俊氏。
    和菓子のお話をする中で、配布したテキストの内容を超えて、どうして“おやつ”というようになったのかについて、昔の時刻の表示は十二支を当てはめていたことや、なぜ午前・午後と呼ぶようになったのかということを含めて説明すると、「へぇ~、そうなんだ」と感心する声が上がりました。休憩をはさんでの製造実演では、数名ずつに分かれて講師の傍で煉切の製造を見て頂きました。手際よく、あっという間にお菓子を作り上げる様子に目を見張り、出来上がるたびに拍手がわくなど大変喜んで頂けました。質問のコーナーでは「どうして和菓子職人になったのですか?」「毎日いくつくらい作るのですか?」「和菓子は何種類あるんですか?」「和菓子の職人さんになるには何年くらいかかるのですか?」等々沢山の質問があり、和菓子に興味を持って頂けたことが伺えました。

    ◎西東京市立田無小学校(12月17日実施)
    講師は、相模原市・杉山本店の杦山勝氏。
    新型コロナウイルス感染症の影響を考慮した市の教育委員会の方針に沿って、スタッフも最小限の人数に抑えて伺うこととし、和菓子の歴史や季節感、材料についてなどのお話は、お送りしたテキストに沿って学校の先生方から事前にお話しして頂くことで、滞在時間を製造実演のみにしぼり、和菓子の試食は行わないこととしました。講師は5年生3クラス各教室25分という短い時間に4種類ずつ説明をしながら製造実演を行いました。講師の餡を包むの手の動きに驚きの声が上がり、道具類も自分で工夫するなどの話に大きくうなずき、感心しきりといった様子でした。
    残念ながら和菓子の試食はして頂けませんでしたが、質問のコーナーでは、どのクラスでも沢山手が上がり、「どうして和菓子職人になったんですか?」「一番難しいのはどんなことですか?」「作れるようになるには何年位かかりますか?」等々楽しく和菓子について学んでいただけたようでした。

  • 2020.12.23

    「知る・見る・味わう、和菓子を愉しむ集い」を開催します

    千年のときを超え、日本人の生活のなかで育まれてきた和菓子。伝統の技、季節感、手づくりならではの個性、健康的な材料など、和菓子が持つ魅力は、現代に生きる私たちに心の安らぎを与えてくれます。
    和菓子のすばらしさをもっと知って欲しいとの願いを込めて、「知る・見る・味わう、和菓子を愉しむ集い」を開催いたします。
    当日は、和菓子のお話を聞いて、和菓子職人による製造実演をご覧いただき、参加店自慢の和菓子をお召し上がりいただきます。
    ぜひ、Web(ご応募はこちらから)または、ハガキでご応募ください。
    なお、この催しは東京和菓子協会が実施している“和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト”の一環として開催するものです。

    ■開催日時
    令和3年2月16日(火曜日)
    ①午前の回/11:00~13:00
    ②午後の回/14:00~16:00
    ※各回ともに同じ内容です。
    ■会  場
    京王プラザホテル 「花の間」
    東京都新宿区西新宿2丁目2番1号
    ■内  容
    ※午前の回、午後の回ともに同じ内容です。
    【第一部】
    講演 「和菓子よもやま噺」
    講師 全国和菓子協会 専務理事 藪 光生
    【第二部】
    「和菓子を召し上がれ」
    和菓子職人の技をお楽しみいただくと共に、参加店の銘菓を心ゆくまで召し上がっていただきます。
    ■参加費用
    無料
    ■募集人数
    各回130名(合計260名)
    ■応募締切
    令和3年1月22日(金曜日)
    ■当選発表
    応募者多数の場合は抽選とさせていただき、参加入場券の発送をもってご当選者の発表に代えさせていただきます。
    ■ご応募にあたっての注意事項
    ※お子様は小学生以上を対象とさせていただきます。
    なお、小学生または中学生のみでのご参加はご遠慮ください。
    ※当日、会場では新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じておりますので、ご参加いただく皆様にはマスクの着用、手指の消毒などのご協力をお願いいたします。
    ※本イベントは、新型コロナウイルス感染症が再度拡大した場合などやむを得ない事由により、開催を中止することがありますので予めご了承ください。
    ■応募方法
    【Web応募】
    こちらの〔応募フォーム〕よりお申込みください。
    【通常ハガキ】
    お名前、性別、年齢、〒とご住所、電話番号、参加希望人数(ハガキ1枚につき2名様まで=同伴者のお名前と年齢、性別を連記)、参加希望回(①午前の回/②午後の回のいずれか)をご記入の上、下記応募先へお送りください。
    ■応募先
    〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-24-3 新宿スリーケービル8階 東京和菓子協会「和菓子を愉しむ集い」P係 宛て

    ■個人情報について
    ご記入いただいた個人情報は本企画以外には使用いたしません。
    ■お問い合わせ
    東京和菓子協会
    電話 03-3375-7121
    受付時間 平日9:00〜17:00(土・日・祝日、12/29~1/4を除く)
    ※応募の受付の状況、抽選結果等に関する個別のお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
    ■参加券発送予定日
    令和3年1月29日(金曜日)

  • 2020.12.22

    「和菓子かるた」を制作しました

    東京和菓子協会では、“和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト”の一環として、子供たちに遊びを通じて日本の伝統的食文化のひとつである和菓子を知り、もっと親しんで頂きたいとの願いから「和菓子かるた」を制作しました。

    当初、東京都内の児童館や学童クラブにお声かけをして、子供たちに「和菓子かるた」で遊んで頂き、さらに都内の体育館などを会場として「和菓子かるた大会」を催す計画をしておりましたが、残念ながら新型コロナウィルス感染症の流行により、開催を断念せざるを得ませんでした。
    そのため、「和菓子かるた」を東京都内の児童館・学童クラブ1,882か所にお送りすると共に、お子様連れのお客様などに差し上げられるよう会員店にも配布しました。
    「和菓子かるた」には、44種類もの和菓子の名前が登場します。
    何種類の和菓子を知っていますか?どの和菓子を食べたことがありますか?
    ご家族で、あるいは、お友達と一緒に「和菓子かるた」で遊んで、和菓子をもっと身近に感じて頂ければと思っています。

  • 2020.12.16

    「和菓子のちから」を開催しました

    12月9日(水)東京・新宿の京王プラザホテルにおいて、農林水産省の菓子類販売促進緊急対策事業の支援を受けて和菓子を楽しむイベント「和菓子のちから」を開催しました。
    今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からお客様同士のソーシャルディスタンスを図るため、ご参加頂く人数を少なくして、その代わり、同内容で2回実施致しました。
    このような状況にもかかわらず、各回定員130名のところ、定員を大幅に上回る4,209名もの皆さまからご応募を頂き、その中から当選された各回合計244名様がご参加下さいました。
    コロナ禍にも関わらず多くの反響が寄せられ、和菓子業界も皆さんの力を頂きました。

    全国和菓子協会・細田会長によりご挨拶をさせて頂いた後、第一部の講演として、全国和菓子協会・藪専務理事が和菓子に欠かせない砂糖について「砂糖を食べると太る」という俗説は大きな誤解であることを多くの例を挙げて解説し、砂糖も健康にとって重要な役割を果たす栄養成分であること、また「和菓子は心の栄養素」であること、などについて親しく話しかけました。

    続いて第2部では、全国和菓子協会が認定する優秀和菓子職の2名による手技を大きなスクリーンに映し、繊細な技をご覧頂きました。お客様からは「作るところを大画面で見られたので、とても良かった」「繊細な技を見られて感動した」などの感想を頂きました。

    また、関東の12の和菓子店がご用意した各店自慢の銘菓を味わって頂くとともに、和菓子の販売も行われ、お客様からは「多くの和菓子の味くらべが出来て楽しかった」「おいしい和菓子だったのでお土産にも購入した」「今度はお店にも行ってみようと思った」など、大変好評でした。

    ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

    ■参加和菓子店(順不同)
    埼玉県  御菓子司花扇 
    神奈川県 銚子屋 
    群馬県  大甘堂菓子舗 
    千葉県  菓匠京山 
    東京都  榮太樓総本鋪 
    東京都  清風堂 
    東京都  目黒東山菓匠雅庵 
    東京都  玉英堂彦九郎 
    東京都  長命寺桜もち 
    東京都  和菓子七里香 
    東京都  カステラ本家福砂屋 
    東京都  大角玉屋 

    ■和菓子製造実技披露
    優秀和菓子職 小林 紀夫 様(東京製菓学校)
    優秀和菓子職 長谷川 献 様(東京製菓学校)