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2020.12.22
「和菓子かるた」を制作しました
東京和菓子協会では、“和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト”の一環として、子供たちに遊びを通じて日本の伝統的食文化のひとつである和菓子を知り、もっと親しんで頂きたいとの願いから「和菓子かるた」を制作しました。
当初、東京都内の児童館や学童クラブにお声かけをして、子供たちに「和菓子かるた」で遊んで頂き、さらに都内の体育館などを会場として「和菓子かるた大会」を催す計画をしておりましたが、残念ながら新型コロナウィルス感染症の流行により、開催を断念せざるを得ませんでした。
そのため、「和菓子かるた」を東京都内の児童館・学童クラブ1,882か所にお送りすると共に、お子様連れのお客様などに差し上げられるよう会員店にも配布しました。
「和菓子かるた」には、44種類もの和菓子の名前が登場します。
何種類の和菓子を知っていますか?どの和菓子を食べたことがありますか?
ご家族で、あるいは、お友達と一緒に「和菓子かるた」で遊んで、和菓子をもっと身近に感じて頂ければと思っています。 -
2020.12.16
「和菓子のちから」を開催しました
12月9日(水)東京・新宿の京王プラザホテルにおいて、農林水産省の菓子類販売促進緊急対策事業の支援を受けて和菓子を楽しむイベント「和菓子のちから」を開催しました。
今回は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点からお客様同士のソーシャルディスタンスを図るため、ご参加頂く人数を少なくして、その代わり、同内容で2回実施致しました。
このような状況にもかかわらず、各回定員130名のところ、定員を大幅に上回る4,209名もの皆さまからご応募を頂き、その中から当選された各回合計244名様がご参加下さいました。
コロナ禍にも関わらず多くの反響が寄せられ、和菓子業界も皆さんの力を頂きました。
全国和菓子協会・細田会長によりご挨拶をさせて頂いた後、第一部の講演として、全国和菓子協会・藪専務理事が和菓子に欠かせない砂糖について「砂糖を食べると太る」という俗説は大きな誤解であることを多くの例を挙げて解説し、砂糖も健康にとって重要な役割を果たす栄養成分であること、また「和菓子は心の栄養素」であること、などについて親しく話しかけました。
続いて第2部では、全国和菓子協会が認定する優秀和菓子職の2名による手技を大きなスクリーンに映し、繊細な技をご覧頂きました。お客様からは「作るところを大画面で見られたので、とても良かった」「繊細な技を見られて感動した」などの感想を頂きました。
また、関東の12の和菓子店がご用意した各店自慢の銘菓を味わって頂くとともに、和菓子の販売も行われ、お客様からは「多くの和菓子の味くらべが出来て楽しかった」「おいしい和菓子だったのでお土産にも購入した」「今度はお店にも行ってみようと思った」など、大変好評でした。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。■参加和菓子店(順不同)
埼玉県 御菓子司花扇
神奈川県 銚子屋
群馬県 大甘堂菓子舗
千葉県 菓匠京山
東京都 榮太樓総本鋪
東京都 清風堂
東京都 目黒東山菓匠雅庵
東京都 玉英堂彦九郎
東京都 長命寺桜もち
東京都 和菓子七里香
東京都 カステラ本家福砂屋
東京都 大角玉屋■和菓子製造実技披露
優秀和菓子職 小林 紀夫 様(東京製菓学校)
優秀和菓子職 長谷川 献 様(東京製菓学校) -
2020.12.08
「優秀和菓子職大集合・珈琲と和菓子の出会い」を開催します
和菓子は安らぎ、憩い、団らんに欠かせないお菓子であるばかりでなく、伝統や季節感、健康性など数多くの魅力を持っています。一方、近年、珈琲は日本人の生活のなかにより深く根付き、多くの人に親しまれています。
伝統の味「和菓子」と「珈琲」の出会いは、新たな憩いのひとときをもたらしてくれます。
今回、全国和菓子協会主催「選・和菓子職」が認定する優れた技術者である「優秀和菓子職」の『技』をご覧いただき、珈琲と和菓子を味わっていただく集いを開催いたします。ぜひ、Web(ご応募はこちらから)またはハガキでご応募下さい。
なお、この催しは、農林水産省の菓子類販売促進緊急対策事業の補助を受けて開催するものです。
■開催日時
令和3年2月2日(火曜日)
①午前の回/11:00~13:00
②午後の回/14:00~16:00
※各回ともに同じ内容です。
■会 場
京王プラザホテル 「コンコードボールルーム」
東京都新宿区西新宿2丁目2番1号
■内 容
※午前の回、午後の回ともに同じ内容です。
【第一部】
講演① 「和菓子の健康性」
講師:全国和菓子協会 専務理事 藪 光生
講演② 「珈琲の健康性」
講師:味の素AGF株式会社 常務執行役員開発研究所長 金谷 克彦氏
【第二部】
①実演 「手づくり和菓子の魅力」
優秀和菓子職による「季節の練切」の製造実演を大型スクリーンにてご覧いただきます。
②「珈琲と和菓子を召し上がれ」
和菓子職人の技、そして、珈琲と和菓子を心ゆくまでお楽しみいただくと共に、参加店の銘菓をお買い求めいただけます。
■参加費用
無料
■募集人数
各回160名(合計320名)
■ご応募にあたっての注意事項
※お子様は小学生以上を対象とさせていただきます。
なお、小学生または中学生のみでのご参加はご遠慮ください。
※当日、会場では新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じておりますので、ご参加いただく皆様にはマスクの着用、手指の消毒などのご協力をお願いいたします。
※当日、受付にて検温を実施し、37.5度以上の熱のある方の入場はご遠慮いただきます。
※本イベントは、新型コロナウイルス感染症が再度拡大した場合などやむを得ない事由により、開催を中止することがありますので予めご了承ください。
■応募方法 ※ウェブ応募の場合は、こちらからお申込みください。
【通常はがき】
お名前、性別、年齢、郵便番号とご住所、電話番号、参加希望人数(はがき1枚につき2名様まで=同伴者のお名前と年齢、性別を連記)、参加希望回(①午前の回/②午後の回のいずれか)をご記入の上、下記応募先へお送り下さい。
■応募先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-24-3 新宿スリーケービル8階
東京和菓子協会「珈琲と和菓子の出会い」P係 宛
■応募締切
令和2年12月28日(月曜日)
■当選発表
応募者多数の場合は抽選とさせていただき、参加入場券の発送をもって当選者の発表に代えさせていただきます。
参加入場券の発送は、令和3年1月12日(火曜日)頃を予定しております。
■個人情報について
ご記入いただいた個人情報は本企画以外には使用いたしません。
■お問い合わせ
全国和菓子協会
電話 03-3375-7121
受付時間 平日9:00〜17:00(土・日・祝日、12/29〜1/4を除く)
※応募の受付の状況、抽選結果等に関する個別のお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。 -
2020.12.07
手づくり和菓子教室を開催します
「和菓子づくりを体験されることで和菓子を一層身近に感じていただきたい」
そんな願いを込めて、プロを目指す人を指導する東京製菓学校の先生とプロの和菓子職人が「手づくり和菓子教室」を開催します。和菓子にまつわる楽しいお話を聞いて、3種類6個の和菓子づくりを体験していただけます。また、作った和菓子はお持ち帰りいただけます。この機会にご自分で〈和菓子〉を作ってみませんか。
Web(ご応募はこちらから)またはハガキでお気軽にお申込み下さい。ご応募をお待ちしております。
なお、この催しは、東京和菓子協会が実施している“和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト”の一環として開催するものです。
■開催日時
令和3年1月30日(土曜日)
14:00~16:30
■会 場
東京製菓学校(新宿区高田馬場)
■内 容
【第一部】
講演 「和菓子よもやま噺」
講師:全国和菓子協会 専務理事 藪 光生
【第二部】
手づくり和菓子教室
※上生菓子3種類各2個(計6個)を作っていただく予定です。
※作った和菓子はお持ち帰りいただけます。
■参加費用
お一人様 1,000円
■募集人数
110名
※ソーシャルディスタンスに鑑み、募集人数を前回の半分とさせていただきました。
■ご応募にあたっての注意事項
※お子様は小学生以上を対象とさせていただきます。
なお、小学生または中学生のみでのご参加はご遠慮ください。
※会場にエレベーターの設備はございません。
※当日、会場では新型コロナウイルス感染拡大防止対策を講じておりますので、ご参加いただく皆様にはマスクの着用、手指の消毒などのご協力をお願いいたします。
※当日、受付にて検温を実施し、37.5度以上の熱のある方の入場はご遠慮いただきます。
※本イベントは、新型コロナウイルス感染症が再度拡大した場合などやむを得ない事由により、開催を中止することがありますので予めご了承ください。
■応募方法 ※ウェブ応募の場合は、こちらからお申込みください。
【通常はがき】
お名前、性別、年齢、郵便番号とご住所、電話番号、参加希望人数(はがき1枚につき2名様まで=同伴者のお名前と年齢、性別を連記)をご記入の上、下記応募先へお送り下さい。
■応募先
〒151-0053 東京都渋谷区代々木3-24-3 新宿スリーケービル8階
東京和菓子協会「手づくり和菓子教室」P係 宛
■応募締切
令和3年1月7日(木曜日)必着
■当選発表
応募者多数の場合は抽選とさせていただき、参加入場券の発送をもってご当選者の発表に代えさせていただきます。
参加入場券の発送は、令和3年1月14日(木曜日)頃を予定しております。
■個人情報について
ご記入いただいた個人情報は本企画以外には使用いたしません。
■お問合せ
東京和菓子協会
電話03-3375-7121
受付時間 平日9:00~17:00(土・日・祝日、12/29~1/4を除く)
※応募の受付の状況、抽選結果等に関する個別のお問い合わせにはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
■主催
東京和菓子協会
■共催
東京製菓学校 -
2020.11.30
小中学校への「和菓子の出張授業」<11月実施校>
東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
11月には以下の2校で実施致しました。◎足立区立島根小学校(11月6日実施)
講師は、台東区・山口家の江口方弘氏。
「コロナ禍で、6年生になってから初めて学年全体が一堂に集まっての行事なので、とても楽しみにしていました」と担当先生からお話がありました。生徒さんは、97名。講師が配布したテキストに沿って話す和菓子の歴史や文化について耳を傾け、製造実演では手際よく餡を包む様子や、ヘラなどを使って12ヵ月の花が見る見るうちに出来上がっていく様子を見つめる表情は真剣で、最後の質問コーナーでも「和菓子は何種類ありますか?」「何を作るのが一番難しいですか?」等々、次々と積極的に質問がありました。講師が持参した和菓子(煉切)は、残念ながら時間が足りなくなり、お家に持ち帰って食べてもらうことになりました。いつも食べているどら焼きやカステラなど、和菓子への興味を深めてもらえたと感じました。
◎荒川区立第六瑞光小学校(11月24日実施)
講師は、渋谷区・心庵梅むらの平野明洋氏。
東京さくらトラムの愛称で親しまれている路面電車・都電荒川線が校庭の脇を通る小学校の5、6年生が家庭科室に集合しました。テキストを見ながら講師から和菓子の歴史や材料について説明を聞いた後、実際に煉切で寒牡丹や菊の花が手際よく、あっという間に出来上がる様子に目を見張り、歓声を上げていました。
「どんな和菓子を食べますか?」という質問に「おだんご」「おまんじゅう」「どら焼き」などなど元気な声が上がり、日常的に和菓子を召し上がって頂いている様子が伺えました。
最後に「質問はありますか?」との講師の声にたくさんの手が上がり、講師も丁寧にそれぞれの質問に答えておりました。