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2011.06.21
日枝神社 山王嘉祥祭
6月16日 赤坂日枝神社で山王嘉祥祭が執り行われました。
山王嘉祥祭は、徳川家康が江戸幕府 開闢以来6月16日に行われていた行事で、当時、江戸幕府の重要な催しのひとつでした。
明治以降この催しが途絶えていましたが、大変由緒ある祭りです。
赤坂日枝神社では、この山王嘉祥祭を神社の主要な祭りとして昭和54年6月16日に復活させましたが、それは奇しくも全国和菓子協会が「和菓子の日」を制定したことと時を同じくしています。
この山王嘉祥祭は「和菓子の日」制定の根拠となった祭りであり、和菓子の祭りでもあります。
6月16日当日には毎年、東京和菓子協会の技術者が和菓子(煉切り)を神前で作って奉納し、和菓子の振興、発展を祈願しています。
本年も6月16日午後1時より和菓子協会員約30名が山王嘉祥祭にお揃いの法被を着て参列し、当協会技術研究委員の国分氏による煉切り奉納が行われ、参拝者に神供が配られました。