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2021.01.19
小中学校を対象に「和菓子の出張授業」<1月実施校>
東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
1月は予定していた4校のうち、新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言の再発出により3校が中止となったため、1校のみ実施となりました。◎豊島区立清和小学校(1月15日実施)
講師は、豊島区・巣鴨 榮太樓の小高正輝氏。
6年生の皆さん68人が体育館に集まって、講師から和菓子の歴史や文化、材料についての説明を聞いたあと、季節の花の和菓子の製造実演を見て頂きました。講師が手際よく餡を包んだり、三角ヘラを滑らかに動かしながら菊の花びらを仕上げていく様子がスクリーンに映し出されると、真剣な表情で見つめ、時には「おー!」「すっごーい!」と歓声や拍手が起こるなど、楽しく和菓子を学んで頂けました。
質問コーナーでは「作るときはどんな気持ちで作っているのですか?」「和菓子職人さんに欠かせないことはなんですか?」「和菓子職人になって何年ですか?」等々、次々と手を挙げて質問がありました。講師が持参した和菓子(煉切)と竹製フォーク、水のペットボトル、紙おしぼりを持って自席に戻り、召し上がって頂きました。