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2021.02.26
小中学校への「和菓子の出張授業」<2月実施校>
東京和菓子協会では、〝和菓子の啓発と業界活性化プロジェクト〟の一環として都内の小中学校にお呼びかけをして、和菓子の歴史や文化性、創作性を知ってもらい、和菓子を製造する過程を見て、持参した和菓子を食べてもらう「和菓子の出張授業」を開催しています。
2月には以下の学校で実施致しました。2月15日に杉並区立荻窪小学校において実施されました。
講師は、杉並区・とらや椿山の佐藤博氏。
1時限目はテキストを配布して和菓子のお話を聞いていただく時間で、今回、和菓子協会の藪光生専務理事が担当し、和菓子の歴史や原材料、特長などを楽しく聴いていただきました。その後、製造実演を佐藤氏が引き継ぎ、スクリーン上に映る手捌きを興味津々の面持ちで見つめる生徒さん達からは煉切が出来上がるたびに拍手や歓声が沸き、先生方をはじめ皆さんに大変喜んで頂いた出張授業となりました。コロナ禍で学校の方針で試食が出来ないということでしたので、お家に帰ってから召し上がって頂けるようにどら焼きを用意しました。
2月19日に世田谷区立千歳台小学校において実施されました。
講師は、目黒区・さか昭の坂 昭彦氏。
配布したテキストに沿って講師が話す和菓子の歴史や文化について、生徒さん達は真剣に耳を傾け、その後の製造実演では、手際よく餡を包む様子やヘラなどを使って見る見るうちに色々な花などを作り上げていく様子に拍手や歓声を挙げていました。予定の時間一杯一杯まで実演をし、質問の時間には「和菓子を作る時はどんな気持ちで作っているのですか?」などがあり、講師も真剣に答えていました。出来上がった和菓子を見ながら「あれが食べたい」「これがいい」など話が弾んでいました。